URL検査 ― MAIL PRISM AI

メールは入り口にすぎません。本当の狙いは企業の情報資産です

フィッシング攻撃の本当の目的は、メールシステムではありません。決済システム、権限、財務文書、クラウドアカウント ― 組織の中核資産を奪うことが最終目標です。

1,265%
ChatGPT公開以降のフィッシングメールの増加率
967%
認証情報窃取攻撃の増加率

出典:Spacelift, ‘AI-Generated Phishing: The Top Enterprise Threat of 2025’

人を狙う攻撃

ユーザーをだます巧妙なスパムメール

人をだますために作られたスパムメールは、本物と見分けがつかないほど完成度が高くなっています。

人事・総務からの通知を装ったメールの例

人事・総務からの通知を装う

人事部や総務の名義で、給与振込口座の変更や個人情報の更新を求めます。短い文と丁寧な口調で緊急性を強調し、受信者に即座の対応を促します。

取引先の請求書を装ったメールの例

取引先の請求書を装う

実在する取引先の請求書の書式をそのまま真似て、悪性のPDFやリンクを付けます。主に経理担当者を狙い、業務の流れの中で自然にクリックさせます。

セキュリティ通知を装ったメールの例

セキュリティ通知を装う

MFAやパスワード変更の依頼など、正規のセキュリティメッセージとほとんど区別がつきません。ドメイン・ロゴ・用語をそのまま使って信頼させ、悪性リンクのクリックを誘います。

配送・宅配の通知を装ったメールの例

配送・宅配の通知を装う

配達のお知らせ、追跡番号の照会、配送遅延の通知を装って悪性リンクを仕込みます。日常的に受け取るメッセージなので油断しやすく、特にモバイルでのクリック率が高くなります。

検査機を狙う攻撃

既存のセキュリティシステムを回避する攻撃

自動化されたフィルターやML(機械学習)ベースの検知器を狙う攻撃は、人をだますメールとは異なる手法を使います。

コンテンツの多様化(ポリモーフィック)

本文・件名・リンクを自動で変え、シグネチャベースの検知を回避します。

環境に応じた表示切り替え

特定の環境(User-Agent、IP、ブラウザなど)でのみ悪性コンテンツを表示し、スキャナーを避けて本当の標的だけを攻撃します。

画像ベースの本文

文章を画像として埋め込み、テキスト分析(キーワード検知)を回避します。

ゼロデイURLの生成

受信の時点でURLを生成し、ブラックリストに載りにくくします。

時間帯による表示切り替え

特定の時間帯にだけ悪性コンテンツを表示し、スキャナーには正常に見せます。

スパム文面の最適化

件名・文面・リンクを小規模にテストしたうえで、最も検知されにくい組み合わせを選んで大量送信します。

単純なキーワード・ヘッダーの検査だけでは、検知が非常に難しくなりました。今は「挙動」と「環境」を合わせて見るアプローチが必要です。

実ユーザーの行動を再現

リンクを実際のユーザーのように開き、変化を見ます

静的解析の限界を補うため、MAIL PRISM AIのURL検査は実際のユーザーのように振る舞い、時間の経過に伴う変化を追跡します。

  • 実際のブラウザ環境でJavaScriptを完全に実行
  • マウスクリック・スクロール・キーボード入力をシミュレーション
  • 時間の経過に伴うページの変化を追跡
  • 実ユーザーの環境条件を再現(IP・User-Agent・Refererなど)
  • 隠れたDOM要素や画面外(オフスクリーン)のコンテンツを検知
  • ボット対策の裏にある実際のコンテンツを確認
STEP 1仮想ブラウザを起動
STEP 2ユーザー行動を再現
STEP 3動的な変化を追跡
STEP 4AIによる危険度判定

従来の静的解析との比較

分析項目従来の静的解析MAIL PRISM AI URL検査
時間差攻撃の検知不可可能
条件付き(環境別)攻撃の検知不可可能
隠れたコンテンツの検知ほぼ不可検知
ボット対策回避の検知不十分回避手法を識別
JavaScriptの実行限定的完全対応
ユーザー操作の再現なし対応
ゼロデイへの対応シグネチャ依存挙動ベースの検知

隠れた脅威まで、本物の攻撃を先に開いて確かめ、防ぎます。

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